HOLOS国際看護セミナー事務局
HOLOS国際看護セミナーのコンセプト
当セミナー事務局は2003年よりがん看護,緩和ケアや高齢者ケアの普及と患
者・家族主体の看護の視点から質の高い看護技術の向上及びELNECの促進を目指してELNECの先生方を招聘してHOLOS国際看護セミナーを毎年開催しております。
第20回 HOLOS国際看護セミナー2019
本年は、"アメリカの質の高い緩和ケアとエンドオブブライフ・ケアの提供" に焦点を当て、パム・マロイ先生にELNEC-Core Curriculum (2019年版)の教材を基に、第1部「アメリカの質の高い緩和ケアとエンドオブライフ・ケアの提供」のテーマでケーススタディをまじえたご講演をいただきます。
また、第2部では、医療従事者に急増するストレス・燃え尽き症候群をテーマに「アメリカの優れたセルフケアの促進と適応および緩和ケア看護におけるリーダーシップの向上」についてお話されます。
森 雅紀先生には、第3部
「いのちを支える緩和ケアとエンドオブライフ・ケア」についてご講演いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。
詳しくは、HOLOS国際看護セミナー のページをご覧下さい。
開催日程: 2019年12月8日(日) 東京 ・ 笹川記念会館
ELNEC (End-of Life Nursing Education
Consortium)とは
ELNEC (End-of-Life Nursing Education
Consortium)は、2000年に米国のアメリカ看護大学協会(American Association of
Colleges of Nursing)と City of Hope Medical
Centerが共同して設立した組織です。ELNECはエンドオブライフケアや緩和ケアを提供する看護師に必須とされる能力習得のための系統的なエンドオブライフ看護教育プログラム
です。 ELNEC-Core, Geriatric, Critical
Care, Pediatric Palliative Care, APRN のコースがあり、米国内だけでなく世界85ヵ国
で行われています。
なお、日本語版の看護師に対するエンドオブライフケアや緩和ケア教育 ELNEC-J
コアカリキュラム指導者養成プログラムを日本緩和医療学会で開催している。 ELNECの詳しい情報やELNECが主催するセミナーにご興味のある方は、下記URLをクリックして下さい。
2019・2020年度の世界の主ながん看護及びホスピス・緩和ケア関連学会のご案内
①米国ホスピス緩和医療学会/ホスピス緩和看護師協会年次集会2020年
American
Academy of Hospice & Palliative Medicine/Hospice &
Palliative Nurses Association, 2020
Annual Assembly
開催日程:
2020年3月18日~21日、サンディエゴ、カリフォルニア州
②第45回 米国がん看護学会年次総会2020年
Oncology Nursing Society(ONS) 45th Annual Congress,
2020 開催日程: 2020年4月30日~5月3日、サンアントニオ、テキサス州
③第11回ヨーロッパ緩和ケア 学会研究集会2020年
11th World Research Congress of the
European Association for Palliative Care, 2020
開催日程: 2020年5月14日~16日、パレルモ、イタリア
④米国臨床腫瘍学会年次大会2020年
American Society of
Clinical Oncology, ASCO 2020 Annual Meeting 開催日程: 2020年5月29日~6月2日、シカゴ、イリノイ州
⑤第4回 アジアがん看護学会会議2019年
4th Asian Oncology Nursing
Society (AONS) Conference, 2019
開催日程: 2019年11月13日~15日、ムンバイ、インド
詳しくは、旅行事業部 (ここをクリック)のページをご覧下さい。
◆過去のセミナーの内容(講演内容抜粋)
第19回(2018年開催)
テーマ:
アメリカのクリティカルケア領域における緩和ケアとエンドオブ ライフ・ケアへの対処
1)
アメリカのクリティカルケア領域における緩和ケアとエンドオブライフ・ケアの対処
講師: Rebekah Riemer先生 2)
アメリカのクリティカル領域における痛みと症状マネジメント
講師: Rebekah Riemer先生 3)
集中ケア領域における緩和ケアとEOLの意義
講師: 宇都宮 明美先生 4)
緩和ケア看護の看護実践: 事例検討
5)
質疑 ・ 応答コーナー
【講師紹介】
Ms. Rebekah Reimer, BSN, RN,
CCRN, ELNEC-Trainer(Critical Care, Core
クリティカルケア領域における10年以上の経験があるクリティカル認定看護師。
オクラホマバブテスト大学で看護学士。 サンタバーバラコテッジ病院など勤務。
2011年よりプロビデンス・リトル・カンパニー・オブ・メアリー医療センターのICUスタッフ、2015年よりクリニカルナースコーディネーターとして緩和ケアコンサルタントチームに所属。
宇都宮 明美先生、RN, Critical Care CNS
2003年大阪府立看護大学大学院博士前期課程急性看護学
CNSコース修了。 2004年急性・重症患者看護専門看護師認定。 兵庫医科大学病
ICU看護師長、聖路加国際大学大学院准教授など歴任。
2018年より京都大学大学院医学研究科人間健康科学専攻クリティカルケア看護分野教授。 ELNEC-J
クリティカルケア指導者養成プログラム講師。
第18回(2017年開催)
テーマ:
アメリカの高齢者おける最善のエンドオブライフ・ケア/ 緩和ケアの提供
1)
アメリカの高齢者における最善のエンドオブライフ・ケア/緩和ケアの提供
講師: Carol Long先生 2)
アメリカのエンドオブライフにおける高齢者の倫理的課題とスピリチュアルケア
講師: Carol Long先生 3)
エンドオブライフにおけるスピリチュアルケアの道標
講師: 田村 恵子先生 4)
がん緩和ケアの看護実践: 事例検討
5)
質疑 ・ 応答コーナー
【講師紹介】
Ms. Carol Long, PhD, RN,
FPCN, FAAN, ELNEC-Geriatric Traner
高齢者への緩和ケアに力を入れた医療法人Capstone Healthcare,Palliative
Care Essentials の創立者兼CEO。
2012年よりアリゾナ州立大学看護保健医療学部非常勤講師。 地域社会に根ざした医療および異文化看護における高齢者ケア/緩和ケアの専門家。
1978年ミシガン大学で修士号、1997年アリゾナ州立大学で博士号取得。
田村 恵子美先生、PhD, RN, Oncology CNS
1996年聖路加国際大学大学院前期博士課程修了。
1997年がん専門看護師取得。 2006年大阪大学大学院で博士号取得。
2014年より京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻緩和ケア・老年看護学分野教授。
ELNEC-J コア指導者養成プログラム講師。
第17回(2016年開催)
テーマ:
アメリカのクリティカルケア領域におけるエンドオブライフ/ 緩和ケアの向上
1)
アメリカのクリティカルケア領域におけるエンドオブライフ/
緩和ケアの向上
講師: Constance Dahlin先生 2)
アメリカのクリティカルケア領域における痛みと症状
マネジメント
講師: Constance Dahlin先生 3)
クリィティカルケア領域における緩和ケアの現状と課題
講師: 宇都宮 明美先生 4)
がん緩和ケアの看護実践: 事例検討
5)
質疑 ・ 応答コーナー
【講師紹介】
Ms. Constance Dahlin,
APRN-BC, ACHPN. FPCN, FAAN
米国ホスピス・緩和看護師協会専門職実践部門長。ハーバード大学医学大学院緩和ケアセンター教員。マサチューセッツ総合病院保健医療専門職研究所で、がん看護専門看護師、高度実践ナースプラクティショナー(成人プライマリケア)取得。広範囲にわたる緩和ケアの管理、臨床及び学術分野で20年以上の経験がある高度実践看護師。米国ホスピス・緩和看護師協会の理事及び会長などを歴任。
宇都宮 明美先生、 RN,
Critical Care CNS
聖路加国際大学大学院(成人・高齢者と家族の看護領域) 准教授。
2003年大阪府立看護大学大学院博士前期課程急性看護学CNSコース終了。
2004年急性・重症患者看護専門看護師取得。 兵庫医科大学病院ICU看護師長などを歴任。
第16回(2015年開催)テーマ: アメリカのエンドオブライフにおける症状マネジメントと緩和ケア
1) アメリカのエンドオブライフにおける症状マネジメント
講師: Judy A. Paice先生 2) アメリカのエンドオブライフにおける緩和ケア
講師: Judy A. Paice先生 3)
高齢者のエンドオブライフ・ケアと認知症の緩和ケア
講師: 桑田 美代子先生 4) がん緩和ケアの看護実践: 事例検討
5) 質疑 ・ 応答コーナー
【講師紹介】
Dr. Judith A. Paice, PhD, RN, FAAN
ノースウエスタン大学フェィバーグ医学部血液・腫瘍学科がん疼痛プログラム長及び特任教授。 また、同大学ロバート
H.リュリー包括がんセンター所属。 ELNEC Core Member。
1982年Rush大学(シカゴ)でがん看護学修士、1992年イリノイ大学シカゴ校で博士号取得。米国疼痛学会の会長を歴任し、2002年に同学会の痛みの分野で顕著な教育に貢献した人に与えらる、Narcessian賞を受賞。がん、疼痛マネジメント、症状マネジメント、緩和ケア・エンドオブライフケア、ホスピスケアの研究に取り組んでいる。
桑田 美代子先生、RN, Gerontological CNS
医療法人慶成会看護介護開発室長兼青梅慶友病院看護部長代行。 2000年千葉大学大学院で看護学修士、2003年に老人看護専門看護師取得。 聖路加国際大学臨床教授。 ELNEC-J 指導者養成プログラム講師。
第15回(2014年開催)
テーマ: アメリカの緩和ケア
における痛みのマネジメントとがん 看護
1) アメリカの
緩和ケアにおける痛みのマネジメント
講師:
Susan Gibson先生 2)
アメリカにおけるがん看護
講師:
Susan Gibson先生
-肺・大腸・子宮がんと化学療法の看護ケア-
3)
日本におけるがん看護への期待と緩和ケア
講師:
梅田 恵先生 4)
がん緩和ケアの看護実践: 事例検討
5)
質疑 ・ 応答コーナー
【講師紹介】
Ms. Susan Gibson, RN, FNP-BC, ACHPN
Visiting Nurse and Hospice Care, Santa Barbara
で入院ホスピス担当医兼地域緩和ケアプログラムコーディネーターとして活躍。 ELNEC Core Member。
2009年アラバマ大学で看護学修士、2010年家族ナースプラクティショナー取得。 2010年高度実践ホスピス・緩和ケア看護師取得。緩和ケア、同プログラムの開発と教育及び外科看護15年の経験。
梅田 恵先生、PhD, RN, Oncology CNS
株式会社緩和ケアパートナーズ代表取締役。 ELNEC-J 指導者養成プログラム講師。 1999年聖路加看護大学大学院で看護学修士、2000年がん看護専門看護師取得。 2014年
聖路加看護大学大学院で博士号取得。 2014年昭和大学大学院教授に就任。
Copyright © 2015 Holos Universe Inc. All rights reserved